法律で禁止されている行為
以下の行為は航空法第73条の3により禁止されています。違反者には50万円以下の罰金が科せられることがあります。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
- ドアなどの開閉装置を操作すること
- 乗務員からの指示なしに開閉ハンドル・スイッチを操作することは非常に危険です。
- 化粧室で喫煙すること
- 機内では全面禁煙となっています(電子タバコ・無煙タバコなどの類似品を含みます)。特に化粧室内での喫煙は、火災につながるおそれがあります。
- 乗務員の職務を妨害すること
- 保安上の観点から、過度の飲酒等による暴言・威嚇・性的いやがらせ等、乗務員の業務を妨害してはいけません。
- 禁止された電子機器を使用すること
- 機内での携帯電話等の使用は、航空機の航行に支障を及ぼすおそれがあります。
ご搭乗後、飛行機のドアが閉まり客室乗務員からのアナウンスが入りましたら、速やかに主電源をお切りください。
- 座席ベルトを着用しないこと
- 突然の揺れ等で投げ出された場合、ご自身だけでなく他人も怪我をする場合があります。
- テーブル、リクライニングを元の位置に戻さないこと
- 元の位置に戻さないと、非常時の脱出の妨げになるおそれがあります。
- 非常脱出の妨げになる場所へ手荷物を放置すること
- 通路などに手荷物を放置すると、突然の揺れ等により飛散し危険です。非常時の脱出の妨げになるおそれもあります。
- ライフベストや消火器等を操作・移動または機能を損なう行為をすること
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非常時に備え、ライフベストや消火器等の非常用機器はみだりに使用しないでください。
上記を含め、以下の行為を安全阻害行為と定め、禁止しております。
- (1)航空機の安全を害する行為
- (2)機内の搭乗者または財産に危害を及ぼす行為
- (3)機内の秩序を乱す行為
- (4)機内の規律に違反する行為
- その他、前記に掲げる行為をしようとしていると信じるに足りる相当な理由がある場合
以下の行為は性的姿態撮影等処罰法第2条により、違反者には3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金が科せられることがあります。
- 性的姿態等撮影
- 盗撮行為(ひそかに性的姿態等を撮影する行為)は、令和5年6月16日の新法成立により法律で罰せられることとなりました。また、性的姿態等撮影罪に該当しない無断撮影行為によって乗務員が対応を余儀なくされることにより、その職務が妨げられる場合は安全阻害行為に該当することがございますので、他のお客様や乗務員などの無断撮影はご遠慮ください。
(盗撮行為・無断撮影に関するポスター)
シートベルト常時着用のお願い
機内では、不測の事態に備えるため、座席にお座りの間はベルト着用サインが消えている間も座席ベルトをお締めくださいますようお願いいたします。
また、機内には座席についているシートベルトを延長するためのベルトをご用意しております。ご希望のお客様は客室乗務員までお知らせください。
機内禁煙のお願い
機内では、化粧室内を含む全席での喫煙および火気使用は、火災につながる恐れがありますので固くお断りいたします。感知機が作動した場合、引き返しや近くの空港への緊急着陸などの重大な事態に至ることもあります。
- 電子タバコ・無煙タバコについて
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「電子タバコ」「無煙タバコ」等の火を使わない喫煙器具(ニコチン・タールを含まずニオイや水蒸気を発するも該当します)につきましても、他のお客様の快適性を損ねるおそれ、誤解や不安を与えるおそれがあるため、機内でのご使用はお断りさせていただきます。
- ライター・マッチの機内持ち込みについて
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喫煙用のライター、安全マッチ(小さいもの)は、お一人につきいずれか1個、機内持ち込みのみ可能です。
- オイルタンク式ライター、葉巻用ライター、プリミキシングライター(ターボライター、ジェットライター、ブルーフレームライター等)は、機内へのお持ち込みもお預かりもできません。
非常口座席に着席されるお客様へ
国土交通省の通達によりお客様の安全を確保するため、非常口座席には以下の全ての項目を満たすお客様に限りご着席いただけます。
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- (1)満15歳以上の方
- (2)ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
- (3)航空機のドアの開閉等、緊急脱出時の援助を実施することが出来る方
- (4)脱出手順の案内及び乗務員の指示を理解し、他のお客様へ口頭で伝えられる方
- (5)日本語または英語で会話が出来る方
- (6)緊急脱出時に同伴者の援助をする必要が無い方
- (7)緊急脱出時の援助を実施することに同意される方
- (8)満8歳未満のお子様をお連れで無い方
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迅速な脱出の援助をしていただくため、非常口座席に着席されるお客様には、万が一の場合、客室乗務員の指示のもと、緊急脱出時の援助をお願いいたします。援助の内容は、援助が必要となった時、以下のような項目の中から、乗務員が具体的に指示させていただきます。なお、上記項目に該当しないお客様は座席を変更させていただきます。
- ・非常口が完全に開放されるまで他のお客様を制止すること
- ・乗務員の指示に従い、機外が安全であることを確認し非常口を開放すること
- ・他のお客様を速やかに脱出させること
- ・脱出口下で後から脱出する他のお客様を援助し、航空機から遠くへ離れるよう声をかけること
- ・その他(必要に応じ、乗務員が具体的に指示させていただきます)
緊急脱出時のお願い
緊急脱出の際は、客室乗務員の指示に従って落ち着いて行動してください。非常口座席にお座りのお客様または客室乗務員より依頼を受け、脱出の援助にご協力いただけるお客様には、緊急脱出時に脱出の援助をお願いいたします。ご不明な点は、客室乗務員へお尋ねください。
- 緊急脱出時について
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緊急脱出時は、安全かつ速やかに機外へ脱出していただくため、以下についてご協力をお願いいたします。
- 脱出時には手荷物を持たないでください。
手荷物は通路をふさぎ脱出の妨げになるだけでなく、ご自身や他のお客様のけがの原因となるおそれがあります。
- 脱出時にはハイヒールは脱いでください。
ハイヒールを履いたまま脱出することで、けがをするおそれがあります。また、脱出の遅れにもつながります。
- 撮影行為は禁止です。
撮影行為は他のお客様の脱出の妨げになるほか、ご自身の脱出の遅れにもつながります。
機内の座席移動について
当社の機材(CRJ700)はエンジンを後方に装備している飛行機のため、主翼にエンジンを装備している一般的な飛行機と比べると、バランスについて大変繊細です。
お客様が指定された座席にお座りいただくことを前提に、飛行機の重量・重心位置を出発前までに算出しておりますが、お客様が指定された座席以外の席へ移動してお座りになると飛行機の重心位置が変わり、離陸時に影響を受ける可能性があります。
当社では安全性の観点から、皆様が指定されている座席にお座りになられていることを出発前に確認させていただいております。
お客様が指定された座席以外の席に移動された場合は、重心位置を変更するための再計算作業等が発生し、出発が遅れる可能性もございます。
お客様には指定された座席にお座りいただきますよう、ご理解とご協力をお願いします。
機内でのけが防止について
当社の機材(CRJ700)はコンパクト仕様となっており、頭をぶつけてしまうなどのけが防止の観点から、機内および機体周りにおいて、下記の点をご注意ください。ご不便をおかけいたしますが何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
座席上の共用収納棚
- (1)お座り頂いた状態から急に立ち上がると、頭の側面を座席上の共用収納棚にぶつけてしまうので、お気を付けください。
- (2)共用収納棚の開閉部分において、金属に触れると指を切る恐れがございますので、お手荷物を取り出す際はお気を付けください。
お手洗い
お手洗いのドアは折戸になっているため、開閉時に指をはさむ恐れがございます。ドアの開閉には充分にご注意ください。
飛行機の搭降機に使用する階段(エアステア)
一部の空港では搭乗橋を使用せず、飛行機に格納している階段(エアステア)を使用して搭乗および降機いたします。角度が急ですので、特に降機時は手すりにつかまり、一段ずつゆっくりと降機願います。